クレソンについて

クレソン

<<<<調味料やスパイス・ハーブ(香草)類について

クレソンの話

クレソン

※私の主観に基づいて執筆しています。必ず効果があるというものではなく、食材に含まれる特徴や栄養を考慮した結果考えられる効果や相性を書いたものです。
※実際の病気や不具合を治療するものではありません。治療は専門医にご相談ください。

私のレシピには、わりとクレソンが添えられているものが多いです。理由は、喉や気管支が弱点という理由があるからです。

考えた事ありますか?クレソンは薬草って。

先日、某ユーチューバーさんが、免疫系の疾患で活動を休止されました。喘息もこれに似た症状が原因で引き起こされます。自己免疫は、自分の体に侵入した物質を攻撃して退治してくれます。しかし、アレルギーはこれが自分の体を攻撃する方に向いてしまう症状が出るのです。

その理由のひとつに、高形白血球の過剰な働きがあります。クレソンはこれを抑える働きがあるのです。

本来侵入した側を攻撃するはずのものが、自身の体の方を攻撃するかのような動きをしてしまう原因を和らげる働きがあるとされているのです。

いつもいつもクレソンを添えるのは飽きてしまうので、見つけたときにサッと買い物かごに放り込む感じで買っているクレソン。そういうわけで私のレシピ画像には、ちょくちょく登場する葉野菜となっています。

クレソンも漢方と同じで、薬草として採取するには長期間食べ続ける必要があります。ですから、クレソンの薬効を狙ったタイプの方は、クレソンのパウダーを購入している場合もあります。私の考えでは、いくら効能・効果があるからといって、そればかりを採取するのは偏りと判断します。偏るのはよくありません。

色々食べて、食べられる機会があれば食べておく。症状がある場合は意識して食べておく。そんな感じで考えています。

外食だと、ステーキ等の料理に添えられている事が多いです。だから、お肉も食べるけれど添えられたクレソンも食べる。こんな感じです。多くの人はパセリと同じようによけてしまう香草なんですよね。自己免疫の働きを整えてくれると考えたら、よけて食べないのはもったいない事です^-^

クレソンの持つ栄養

主に以下の栄養素が含まれています。

  1. 量のわりにカルシウムが豊富です。
  2. ビタミンC
  3. 葉酸
  4. カロテン
  5. ビタミンE
  6. ビタミンC
  7. グルコシノレート
  8. カリウム

薬草としての採取

冒頭にも書いた通り、薬効狙いの方はパウダーを買っているぐらいですから、付け合わせ程度の量ではあまり効果は期待できません。

例えば、「風邪をひいたからクレソンのスープを飲もう」と考えるのは正しいです。しかし、「風邪をひいたから、クレソンを付け合わせにしよう」では足りません。

症状が出ているときに薬草として採取するのであれば、なるべく多くの量を摂るのが正解です。そして、クレソン自体に含まれている栄養素の相乗効果による薬効ですから、クレソンに入っている~の成分だけをサプリで摂る事にあまり意味はありません。症状がひどい時に効果があったとしても、自己免疫を高めたり正常にしてくれたりはしません。

クレソンの葉はそうでもないのですが、茎(くき)の方は辛みがあります。わさびの仲間ですし、オランダがらしと呼ばれるぐらいですからね^-^;

でも、茎の方にも栄養があるので、茎も一緒に採取するようにすると量を簡単に増やせます。

ですから、フードプロセッサーやミキサーにかけて茎ごとスープを作るのは正しいのです。

クレソンの栄養に期待できる効能

▼一般的に知られているものです。

  1. 風邪
  2. 疲れ・倦怠感・疲労感
  3. 消化促進
  4. のどの炎症

…等