<<<<調理器具について|<<利用中フードプロセッサーとレビュー
フードプロセッサーやミキサー等の調理家電について思う事
個人的な考えについて書きます。
先に正直に書いてしまうと、私はフードプロッセサーはあまり好きではありません。ミル付きのミキサーの方が需要度は上です。なぜなら、包丁で済んでしまう用途が多いからです。おろし機能にしても、手作業でやるのは面倒ですが、フードプロッセサーだと洗い仕上がりです。お魚にちょっと付け足す用途としては洗い物が増えすぎますし、荒すぎます。洗い物がおろし金1個で済むのに、フードプロセッサーのカップやプレート類を洗うのは馬鹿らしいです。それに手作業の方が美味しい。こうなると、必要ないと考えてしまう気持ちわかりますか?
つみれやミンチのような用途も、すりこぎでできますし、ハンバーグなら手作業で荒くでも刻んだ方が、粗挽きハンバーグとしては美味しい粒感のハンバーグができます。すりこぎや手作業でできる道具に、置き場所を設けるスペースがあるか?という考え方も購入の目安になると思います。
調理家電があるor無い。これは自炊派にとっては悩みのひとつでもありますよね。「あの道具があったら…」「買ったは良いけど置き場所が…」こんなことを考えるものです。あれも欲しい、これも欲しいで買いそろえると収納も大変ですしね(笑)
そのような悩みを持ちやすい調理家電のひとつがミキサーやフードプロッサーです。
- 無くてもなんとかなる
- あると便利
- 置き場所やスペースが微妙
- 使ってみない事には必要性がわからない
- あると便利そうだけど?
このような考えが浮かんでは消えするものです。実際に購入してみて、実際に利用してみて、私の個人的な感想や意見を書こうと思います。
フードプロセッサーやミキサーは無くても良い?
私個人の考えでは、これらのキッチンツールは無くても十分生活できると考えています。必需品というよりもあると便利系道具になります。
電子レンジやオーブンと違い、必需品とまではいきません。必需品の次ぐらいに位置するキッチンツールです。無くても工夫次第でなんとかなる。これがあるので、どうしても買わななければというツールには位置しません。その理由は以下です。
- 本来野菜が持つ繊維を考えずに切断してしまう。
- 切れない包丁を使っているように、無駄に野菜が持つ水分も流出してしまう。
┗ビタミンに影響がある場合も。 - 撹拌されるので、食材に余分な熱が伝わってしまう。
- 使うときは早くて便利だが、無駄な洗い物が増える。
- 洗った後、乾燥まで置き場所を取る。
- 結構音がうるさいので、朝食にジュースというように気軽に使えない場合がある。
しかし、あったら便利という側面も捨てられませんよね。だから売れているのです。なんでも手作りでと考えるなら必需品になります。
フードプロセッサーやミキサーがあった方が良い場合
では、これらのキッチンツールがあった方が良い場合を考えてみましょう。購入する利点ですね。
- 時短したい
- まとめて作り置きしたい
- なるべく手作りしたい
- ミニキッチンなので、包丁やまな板を使うスペース確保が難しい
- 赤ちゃんの離乳食や、介護中の年寄り用食事を作る必要がある。
- 経済的
これらの理由がある場合は絶対に持っておいた方が良いキッチン家電です。ミニキッチンの場合は、調理したものを皿に移すスペース確保だけでも大変ですから、ミニサイズのチョッパーでもあると便利です。最近では、紐を引っ張るタイプのチョッパーでもスライサーやおろし金を使えるタイプの物が出てきました。…が!まだまだ実用には難ありなので、ゆったり実用的になるのを待って購入すると良いと思います。
お仕事や学校へ行く為に持参するお弁当、帰宅後のおかずのために作り置きがあると便利です。そんな時、一気に作れるので便利です。
1人暮らしなら、玉ねぎ2個のみじん切りも、ハンバーグ、カレー、ミートソース等小分けにして使えばかなりの時短になりますし、一度に作りおきできるおかずも増えます。
ひき肉やミンチ、たたきといった種類の魚肉を買わなくてよくなるので、食費が財布に優しくなります(笑)
市販品を買う機会が減るだけで、添加物や余分な糖類を避ける事ができるようになります。だしやお茶、ふりかけなんかも手製にできるようになります。だしに利用した昆布や煮干し、鰹節を冷凍庫にストックしておいて、それを粉砕して別の料理やふりかけに使うなんて事も可能になります。2番だしになるので、だしが濃く出て美味しくなります。
赤ちゃんの離乳食や、介護中の老人がいる家庭では絶対あった方が良いです。ペースト類を作るのはこれらの調理器具の得意技です。多めに作って冷凍しておけば、一度に食事に出せる種類も増えますし、毎度作らなければならない手間も省けます。
フードプロセッサーやミキサーを使いこなす方法
オーブンやレンジにも言える事ですが、ミキサーにはミキサーの、フードプロセッサーにはフードプロセッサーの癖があります。
例えば、フードプロセッサーのフタには小さな穴があったり、ボトルサイズのものでは液体が飛び散ったりするなんて商品もあります。そういう場合は、ふたの穴の部分や液漏れが発生する部分にふきんを充てる等の対策が必要です。
スクレーバー機能という回転方法を採用している機種であれば、容器内での食材の飛び散りを防ぐ事ができますが、そのタイプのフードプロセッサーはめったにありません。
付属のスパチュラ等を使って、容器に飛び散った食材を集めて回すを繰り返さないと大きさにムラが出たりします。
まず、ミキサーでもそうですが、様子をみながらまわす。これが基本です。入れたらガーで終了!こんな魔法の道具ではありません。これをやったために故障につながる事も多くあります。
大きさがなかなかそろわないのでまわす時間が長くなりモーターが焼けてしまう等ですね。こういう事が寿命を縮めてしまうのです。自動調理というより、手を入れてやれば便利に使える道具として考えるべきです。
お餅をつくとき、二人で作業するじゃないですか。つく人と餅を返す人。こんな感じで考えると良いと思います。ついてくれる人がいれば自分は返すだけで良い。つまり負担が少なく済む。そういう道具です。
上手に使えば便利に使えるアイテム。
これを頭に入れておけば、寿命長めに良いつきあいができると思いますよ^-^b