シナモンについて

シナモンのイメージ画像

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シナモンはすごい!

※私の主観に基づいて執筆しています。必ず効果があるというものではなく、食材に含まれる特徴や栄養を考慮した結果考えられる効果や相性を書いたものです。
※実際の病気や不具合を治療するものではありません。治療は専門医にご相談ください。

シナモンを使った常備菜のレシピを公開する予定なので、先にシナモンの効果についてまとめる事にしました。

シナモンの薬効を求める方が手を出す理由の代表格としては以下のイメージが強いです。

  • 白髪の改善
  • 薄毛予防

どちらも髪の毛に関するものですね。これは、友人であるヨーロッパ系列の方から受けた影響のように思います。

では、日本人はどのような効果を求めてシナモンを採取するのでしょうか?

  • シミの改善
  • 美肌効果

このような感じです。どちらも違うように見えるのですが…?

いえいえ、同じです。どちらのタイプもシナモンの成分が毛細血管にアプローチする結果得られる効果なのです ^-^b

ですから、どちらが間違いという事も無く、どちらが効果無しという事も無いのです。

毛細血管へのアプローチの仕方について違いがありますが、どちらのアプローチ力も持っています。

前者は毛細血管の血流改善効果、後者は毛細血管の修復作用という働きの違いになります。

毛細血管と美容関係1

シナモンが毛細血管へ働きかける事によって得られる効果の代表例を冒頭に書きました。

血流を良くしうんたらかんたら…。血管を修復しどうちゃらこうちゃら…。

いちいち覚えていられないじゃないですか(笑)

簡単にひとことでまとめると『シナモンは毛細血管を元気にする!』と覚えれば良いです^-^

肌も臓器も、毛細血管の働きが衰えれば老化が進む。劣化が進む。このように考えれば良いです。どれも毛細血管の働き次第で変わりますから。

「うちのおじいちゃんと隣のおじいちゃん。年齢は同じなのに、髪も肌もツヤが違うわねぇ。シワもうちのおじいちゃんの方が多いわぁ」というような違い。この要因のひとつが毛細血管です。

臓器の活動にも影響しますから、風邪をひきやすい人とひきにくい人の違い。こんな部分にも、毛細血管が健全に機能しているか?が問われる事になります。

女性なら気になる肌の老化や劣化ですが、顔の表面を若々しく保つ機能は毛細血管が支えていると考えても良いぐらい影響しています。

毎日スーパーへ車で買い物に行く。紫外線の影響をモロに受けやすい状態です。紫外線は毛細血管を傷つけます。その他の太い血管と違って、紫外線の影響を受けやすい部分に張り巡らされているからです。紫外線避けにサンバイザーのようなものをつけるだけでもシミ・シワ等肌への影響はかなり減ります。

つまり、老化関連、美肌関連に効果があると理解できればそれで良いです。

毛細血管と美容関係2~人機能の健全化~

次に、栄養を吸収するのは腸です。消化は胃です。必要な成分を作るのは肝臓、毒素を濾すのは腎臓…etc

人体の栄養採取の流れですね。これを健全に行えるようにする働きを毛細血管はしています。病院に医師だけがいてもダメ。頑張る看護師さんがいる。そう、看護士さんが毛細血管です。

看護士さんが病院をやめてしまうと他の看護士さんの負担が増えます。負担が増えた看護士さんは疲れ、働きの効率が悪くなり、やがて辞めていってしまいます。そうすると他の看護士さんの負担が更に増え…と負の連鎖が始まります。

病院を辞めようとする看護士さんを何で引き止めますか?昇給?ボーナス?待遇?

給料が悪くてもダメ。待遇が悪くてもダメ。休みが少なくてもダメ。全部を一度にかなえるのは難しい事です。

シナモンの効果は、ダメになった根本の原因を改善して、全てが少しずつ円滑に流れるように働きかける作用を持っている助っ人になります。経営や労働のコンサルタントが病院に入るようなものです。

解決策をいくら提示しても、病院がそれに従わなければ意味がありません。

病院は私達の体、医師は臓器、看護士は毛細血管です。では流れるものはなんですか?血ですか?糞尿ですか?

答えは栄養や成分です。病院を訪れる患者は、私達が食べる食物や飲料関係です。

看護師がテキパキと仕事をこなしてくれるので、医師も自分の仕事に専念できる。しかし、看護士の働きが悪くなれば、医師が余計な薬を処方したり、診断ミスをしてしまったりと弊害が出ます。これが病につながるのです。

患者が何科を受診すべきか?

必要な処置は何か?

どの先生に任せるのが良いのか?

処方された薬は何か?

どのような飲み方で薬を投与するべきか?

これらが看護士の働きにかかっていると考えれば、毛細血管がどれだけ重要かがわかると思います。

採取した栄養の必要性、どこに届けられるべきか?これらを正しく流す作用をシナモンはアプローチしてくれるわけです。

美容は健全な体から。という事は、健全な食生活と健康的な生活にかかってくるわけです。

シナモンの摂り過ぎはNG

先ほど病院に例えてシナモンの働きを書いてみました。

それにならって表現すると、シナモンの摂り過ぎは横暴な婦長さんという事になります。

威張り散らして偉そうに指図するばかりの婦長がいるだけで、やっぱり病院はうまくまわりません。しかも、外科部長と不倫までしてる!こういう状態に陥ります。

不倫相手は主に肝臓になりますが、その他臓器にも影響します。

どこで製造されたシナモンか?これによって遊び人度が変わりますw 主にアジアよりで製造されたシナモンは遊び人が多いです。クマリンという成分が多いか少ないかによって変わるのですが、アジアよりで製造されたシナモンになるとクマリンが増え、ヨーロッパ寄りになるほど含まなくなります。

そんな理由でスリランカ産のシナモンが、クマリンの有含量が少ない事で人気なのですが、製菓用・調理用等で安く売られているシナモンの多くはクマリンの多い種類になります。

これを避けるには、カレースパイスのひとつとしてインド周辺の物を購入するのが対策のひとつになります。

私の場合は、いちいち原産国を気にしていられないと考えてしまうタチなので(笑)、「どんな栄養素も採取の偏りが無いようにする」という信念で摂り過ぎを回避しています(笑)

それなら、安値であろうが高値であろうが、どこで売られていようが、あまり気にする事無く購入する事ができます。

基本はこれです!「美味しく適切な量を、種類多く採取する事」で解決できます。

これが良い、あれが悪いと聞けば、そればかりを食べたり食べなかったりしてはイカン!という事です。

シナモンの栄養

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▼シナモンが持つ主な栄養は以下になります。

  1. ミネラル
  2. ビタミンB1、B2
  3. カリウム
  4. ナイアシン
  5. マグネシウム
  6. 亜鉛

…等

シナモンの効能・効果

美容関係は冒頭で取り上げたので、以下は薬効関係になります。

  1. 冷えの改善
  2. 体内にたまったガスを排出する
  3. 鎮痛
  4. 胃腸の働きを改善する
  5. 発汗
  6. 解熱

…等

頭は毛穴があるので、大粒の汗が出やすい場所になります。頭からばかり汗が出て、体の方はそうでもない。これは隠れ冷えの可能性があります。

他の部分は汗が出るのに手足等体の先端系は出ない等、色々と症状がありますが、これは血流・代謝の低下や、エアコン等により機能低下している事等が理由にあげられます。

昔の人は暑い時にこそ熱い物を飲むなんて言いながら熱いお茶を真夏に飲んだりしていました。熱いのだから汗をかく。この当然の事を避けるようになった現代人が、体の不調を訴える原因のひとつかもしれませんね。

結局、適度な身体の運動と適度な食生活は切っても切れない基本のキです。その中にシナモンを時折取り入れる事は、効果アップにつながると思います。