胡麻。すごくありませんか?(笑)
胡麻は、その抗酸化作用から、皮膚や呼吸器系のアレルギー疾患に良いとされていますが、過度な健康効果を書くのは倫理に反するのでやめておきます。
とりあえず無難な内容だけをあげておきますね。胡麻は小さな力持ち食品なんですよ^-^
1日大さじ1杯の胡麻。これだけでも大きな恵みをもたらす胡麻。1番良いのは、すり胡麻にして食べること。これは知られていますよね。
私は料理に使う他に、市販のすりゴマを口に入れたりする事もあります^-^
胡麻は過剰採取の弊害がないの。
こちらの鶏粥は、胡麻の栄養を効率良く吸収できるレシピとして考えました。
私の胡麻信仰は、レシピにも影響します^-^
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■胡麻の栄養
簡単に胡麻の栄養を取り上げます。
▼100g中
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- タンパク質…19g
- トリプトファンやリジンを含む必須アミノ酸が多く含まれた良質なタンパク質です。
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- カルシウム…630mg
- カルシウムは牛乳3本分と言われています。
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- リン…950mg
- カルシウムの吸収に必要なリンですが、カルシウムとリンのバランスが非常に大切だという事は知られています。理想値はカルシウム1にリン1.5ですから、胡麻はバランスが取れた量だという事になります。
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- 鉄…16mg
- 鉄といえばレバーです。豚レバー100gに含まれる鉄が、およそ13mgです。胡麻はそれを上回ります。ちなみに鶏レバーは豚レバーの半分の鉄量です。
■胡麻のカロリーと脂肪の話
胡麻のカロリーは高い事で有名です。100g中564カロリーあります。
それだけ胡麻の持つ脂肪が多いという事です。
では胡麻は太るのか?
いいえ、そんな事はありません。胡麻の脂肪酸は、1度身体に消化吸収されると、再び脂肪として再結合されることはとても少なく、そのほとんどが燃焼されてしまうのです。
これは、私がカロリーという数字を全く気にしない理由のひとつです。カロリーだけでは中身がわかりません。カロリーではなく中身です。
胡麻の持つ脂肪酸の50%がリノール酸です。リノール酸は不飽和脂肪酸です。これはコレステロールや中性脂肪が多くなるのを防ぎ、アテロームを落とす働きがあります。
ちなみにオリーブ油が持つリノール酸は12%です。
不飽和脂肪酸は大変酸化しやすいもので、酸化したものをとっても意味がありません。かえって肝臓や身体に良くないのです。
しかし胡麻は、独自のビタミンEと、その効果を倍増するセサミンを持っていますから、自らが酸化を防止する賢い子なのです(笑)