ルフィーのアニメ肉を照り焼きで再現してみました!
宝酒造さんの料理の為の清酒と本みりんは、ガチで私のキッチンの必須調味料です。ですから、料理のための清酒と本みりんを使ったレシピ募集はとてもうれしかったです!
目次
■料理の紹介
- なかなか書く機会が無かったアニメ飯のレシピ♪今回料理のための清酒と本みりんの良さあればこそのレシピを考える機会に恵まれたので、まずはこれしかない!とルフィー肉を作ってみました^-^
- かぶりつけるお肉。夢見た事ありませんか?私はたくさん夢見てきました!ってか、外国に行けば必ず食べられるお肉料理だと思っていました(笑)
- クリスマスに鶏の丸焼きや、骨付きチキンを食べても、な~んか違うと思ってたぁ。やっぱりこの形でなくちゃね!!!
- 今回は骨も食べられるように作ったので、茹でてから焼いています。骨の正体はゴボウですからねww
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料理のための清酒と本みりんについて
- 料理のための清酒は、一般の料理酒と違って余分な成分が入っていません。代表されるのが塩分です。
- 本当なら、肉屋魚をふっくら仕上げてくれるはずのお酒調味料。これが塩分が入るだけでだいぶ変わってしまうのです。味の沁み込みもですけどね。
- お肉やお魚をふっくら仕上げるためにはお酒必須です。しかし、塩分が入っていると、逆に身を締めてしまうのです。逆の働きをするものが一緒に入っているので、お酒を使う良さが出ないのです。
- 次に本みりんですが、アルコール類に分類されるのが正しいみりんと言われてもピンときませんよね。元々はお正月に飲むおとそだったと言えばわかりますか?アルコールですよね。みりんはそもそもそれです。
- だから、アルコールとして分類されるみりんが正しいみりんということになります。本物と偽物、料金だけが違うと思いますか?いえいえ!それならケチな私はお安いみりん風調味料を使っていますよ。絶対です!
- 全然違うんですよ!照り、コク、深み…etc
- 特に煮物や煮魚には顕著に違いが出ます。自然な照りとコク。みりん風調味料では本みりんには勝てません。お正月用のお煮しめ。翌日、翌々日と間が開けば効果の違いがわかります。煮崩れも全然違いますよ。
- みりん風はふかみが無いので、照りもシロップっぽいです。サッパリさせたい時には良いかもしれませんが、私はまず使いません。昔から使わないですね。きんぴらも味の違いがでますし。
- お正月の作り置き系は特に、料理酒ではなく料理用のお酒を。みりん風ではなくみりんを利用する事を強くお勧めします。
- 宝酒造さんのこの両品はスーパーや酒屋さんでも手に入りやすいです。その他、自然食のショップにもこだわりのみりんやお酒が並んでいます。一度試してくださいね。正しい調味料は余計な味付けを必要としません。それ本来が美味しいのです。
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■関連ページ
- 宝酒造さんのホームページ
- 酒・料理酒について
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本みりん・料理のための清酒で作る料理レシピ
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■材料
※大きめの鶏もも肉1枚を1人分とします。レシピは一人分で書いています。
※人数分量を追加しやすいようにアバウトに書いてあります。
- 大きめの鶏もも肉…1枚
- 肉用の料理のための清酒(酒)…50~60ml (おたま1杯ぐらいです)
- 茹で用の料理のための清酒(酒)…50~60ml (おたま1杯ぐらいです)
- 太めで売ってるゴボウ…1本
- ゴボウ用の酢水…必要量
- 小麦粉…適量
- 乾燥パスタ…1~2本
- 爪楊枝…必要量
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※タレの量だけは2人分までとなりますので合わせて増量してくだいね。
※タレはお肉が厚くなる分若干濃いめにしてあります。面倒なら焼き鳥のタレを使っても…^-^b
■タレの材料
- 料理のための清酒(酒)…大さじ2
- 本みりん…大さじ3
- しょうゆ…大さじ3
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■作り方
【下準備】
- 鶏肉をまな板の上に広げます。鶏肉は火の通りが悪いのでふぉーくで数か所穴をあけます。お肉が厚い場所には包丁で切れ目を入れ、火の通りを良くしておきます。
- バットに1の鶏肉を入れます。皮が下になるように置いてください。その上から酒をかけます。赤身にかけるようにしますよ。かけ終わったらお肉を裏返して皮を上にします。
これでお肉が保湿されます。 - ゴボウの長さをお肉に合わせてカットします。カットしたら、包丁の背をあてて動かすようにして皮を取ります。
- ゴボウの皮を剥き終わったら、両端に骨らしいくぼみをつけます。くぼみのラインを決めて、えんぴつをけずるようにやると良い感じになります。両端も少し丸みをつけるように1周剥くと見た目が良いです。
※くぼみを細くしすぎると調理中に折れます。補足しすぎないように作りましょう。 - ゴボウを用意していた酢水に入れます。
- 10分ほどそのまま置きます。
【アニメ肉に成形する】
- まな板にキッチンペーパー2枚重ねを敷き、その上に鶏肉を置きます。上からキッチンペーパー2枚重ねを乗せて水分を拭きとります。
- 皮を下側にして置き、うす~く小麦粉をふりかけます。成形した肉の接着剤がわりです。薄くで良いですよ。
- ゴボウを肉に乗せ、クルクル巻いていきます。このとき、強く巻くと後で皮にひっぱられるので、強く巻かないように気をつけてください。
- 巻き終わりを乾燥パスタで留めます。楊枝で留めるように刺し、余分な分はポキッと折ります。これを数か所繰り返します。
パスタだけでは調理中に外れる可能性があるので、爪楊枝で補強してとめます。両端のゴボウのところは少しキツメに巻いてとめておくと食べる時にズレにくいですよ。
【茹でる】
※ゴボウを食べないなら、茹でずに焼いて火を通してもOKです!
- 深めのフライパンか鍋に肉を入れ、肉の8分目程度まで水(分量外)を入れます。そこに茹でる用の酒を入れ、ふたをして少し弱めの中火にかけます。
- コトコトと沸き始めるまで少し時間がかかりますが、そのまま待ちます。コトコトと沸き始めたら6~7分蓋をしたまま茹で、裏返してさらに6~7分茹でます。
- 茹で終わったら湯から出しますが、茹で汁は捨てません。詳細はポイントを読んでくださいね!
【焼く】
- 茹でた肉の水分を軽くキッチンペーパーで取り、フライパンに乗せます。
- 油(分量外)を肉の上から振りかけるようにしながらかけて、ふたをし、少し強めの中火にかけます。
ふたをしないと肉から出た水分や脂が出て飛ぶのでふたをした方が良いですよ。 - 5分~8分ぐらいで焼き目がついてきます。ふたをあけて、余計な水分や脂をキッチンペーパーで拭きとります。キッチンペーパーは取り出さず、入れっぱなしで大丈夫です。肉を返すたびにフライパン全体を拭き取りながら焼いていきます。
- 全体に焼き目がついたら、タレを入れます。タレを煮詰めるようにしながら肉とゴボウにからめていきます。
- テリが出て、良い色加減になったらできあがりです。楊枝を刺したままの場合は抜いてから皿に盛りつけます。
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■ポイントやコツ等
- 太めのゴボウも食べられるようにするために茹でる方法を取りました。もし、ゴボウを食べないのであれば、じっくり焼くやり方で火を通せばOKです。
- でも、ゴボウは繊維質ですから、一緒に食べると消化がスムーズですよ。
- 鶏肉を茹でた茹で汁はガラスープとして利用できます。この副産物を作るためにこの作り方にしたって理由もあるんですよ~!
少量のこんぶと、皮を剥いてつぶしたにんにく、ねぎの青い部分と皮つきのままスライスした生姜をゆで汁が熱いうちに入れてそのまま冷まします。
翌日にでも、一度沸かしてアクを取って濃し、塩で味をつければ塩ラーメンのスープになりますし、しょうゆで味をつければしょうゆラーメンのスープになります。どちらの場合も、きび糖を少し入れるとコクが出ますよ!市販の鶏ガラを使うのと違って、全て手作りのラーメンですから味わいも格別です!