ほんのり甘い。ほんのりしょっぱい。これが絶対正義のモンテ・クリストを、お家でごはん風に作ってみました!
モンテ=山。
クリスト=キリスト。
Monte Cristo (キリストの山) と呼ばれるこのパン料理は、お食事用のフレンチトーストです。
私達がフランスパンと呼んでいるバケットは、外は固いぐらいパリッと焼けていて、中はもっちり柔らかいんです。でも、焼いてから6〜8時間を過ぎると、中も固くなってしまう。
それを朝食で食べやすくしたのがこのパン料理です。
愛し合うなヨーロッパのカップルが、ほろ苦いコーヒーを飲みながらゆっくり朝を過ごす。そんなシーンにピッタリなブランチメニューです。
私も何度か食べた事があるのですが、なかなかしっくりいくものに出会えない。
昨日のレシピでバケットを使ったついでに、自己流で、好みの味を作ってみました!
どこが自己流なの?それは…
はみ出るチーズと、ほろ苦いけど少ししょっぱいカラメルソース。そして、このカラメルソースに合うアーモンドスライスですよ!
1度試してみてください。他のモンテ・クリストより絶対美味しいです!
サッパリ気味に作りたかったのでソイラテ(豆乳)を使っています。
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■材料
※2人分
※2人分で200ml豆乳1パック分です。
※豆乳は濃い目の無調整がオススメです。
□ソースの材料
- グラニュー糖…大さじ8
- 水…大さじ2
- 豆乳…100ml
- バニラオイル…2〜3滴
- 無塩バター…10g
有塩の場合は、次の塩を少し減らします。 - あら塩…小さじ1/5
□卵液の材料
- 卵…1個
- 豆乳…100ml
- 塩…ひとつまみ
- 砂糖…ひとつまみ
- コショー…少々
□その他の材料
- バケット(フランスパン)…1/2本
- ハムやベーコン等好みの具…適量
- 好みのチーズ…適量
※スライスチーズやピザ用ミックスチーズでもOK - アーモンドスライス…好み量
■作り方
※パンは2枚重ねるのであまり厚く切りません。厚切りにすると卵液が足りなくなりますよ〜!
□ソースを作る
※前日に作っておくとモンテ・クリストを朝食に使いやすいです。
- 鍋にグラニュー糖と水を入れて中火にかけ、ゆっくりグラニュー糖を溶かす。
- 溶けた液が泡立って所々色がついたら、鍋を持ち上げてグルグル鍋を回しながら、均一に液が色付くようにする。
これを繰り返してカラメルを作る。 - カラメルができる頃、レンジか別の鍋で豆乳を沸騰直前まで温める。
- 豆乳にバターを入れて溶かし、火を止める。
- カラメルが良い色になったら(しょうゆぐらいの濃さ)火を止める。
- 1度に入れると跳ねて危ないので、カラメル液が跳ねなくなるまでは少量ずつ、豆乳を加えて混ぜていく。
- 豆乳が全部入ったらバニラオイルと塩を加えて混ぜる。
□具の準備
- アーモンドスライスを、フライパンで(中火)乾煎りする。
だいぶ色がついてきたら火を止め、余熱で炒める。
ちょうどいい色になったら、バットや小皿に取り分ける。 - バケットを2枚1組になる枚数分、好みの厚さに切り分ける。
- ハムやベーコン等好みの具を、短冊切りにして、軽く塩コショー(分量外)しておく。
□卵液を作る
- ボウルに卵を割りほぐす。白身と黄身を完全に溶きほぐして混ぜる。
- 豆乳を加えてよく混ぜたら、塩・砂糖・コショーで味を整える。
□モンテ・クリストを焼く
- 卵液に切ったバケットを絡める。この時、しっかりと上から指で押して沈め、卵液をバケットにきちんと吸わせる。
- 卵液を染み込ませたバケットをバットに置いて、ハムやチーズ等の具を乗せる。
- もう1枚1のバケットスライスを作って2の上に乗せる。
これでモンテ・クリスト1個です。
残りのバケットも同じように作ります。 - フライパンにオイル(分量外)を垂らして中火で軽く温め、モンテ・クリストを乗せる。
少し焼いて表面に色がついたら上下を返したら弱火にし、ふたをして3〜5分ゆっくり焼く。
□盛り付け
- 焼き上がったらモンテ・クリストを皿に乗せ、準備しておいたアーモンドスライスをふりかける。
- ソースを上から好みの量かける。
■ポイントやコツ等
※価格や商品詳細の参考にして下さい。
- 余ったソースは、トーストや、他のお菓子にかけて使えます。ピーナツバターと好相性です!
- パイやロールケーキにかけたり、ラテ系ドリンクにも使えます。塩気がありますが結構大丈夫です^-^
- 卵液が余ったら、残りのバケットでモンテ・クリスト(焼く前)を作り、ラップで包んだ後、冷凍保存袋に入れて冷凍します。3週間ぐらいは劣化せずに食べられます。焼き方は同じですよ。