煮切梅の作り方
梅は体に良いとわかってはいても、毎日食べ続けるのって難しくありませんか?あのすっぱさと酸味。想像しただけで唾液じゅわ~なんて(笑)
おにぎりに梅干し、お弁当に梅干し。これは腐敗と食中毒を防ぐ先人の知恵なのですが、おにぎりに具が梅だとちょっとがっかりしたりなんかしちゃう現代日本人の私w
煮切梅は、そんな人にも食べやすい常備菜なんですよ。ご飯のおかずや、ちびちびおつまみにしたりと、みりんの上品なコクと甘さが梅干しをコーティングしているので食べやすくなるんです!
目次
■料理の紹介
- これは絶対、絶対、みりん風調味料ではなくみりんで作ってくださいね!
- 本物のみりんにはアルコールが含まれるので、煮切(一度煮たててアルコールを飛ばす)が必要です。その煮切みりんに梅をまとめて入れてしまう常備菜です。
- この場合の煮切は、煮物で言う煮切と同じ意味です。つまり、汁気が無くなるまで煮切る事です。みりんだけで煮るのに、みりんだからできる甘さとコクが梅干しに絡まって、素の梅干しよりも食べやすくなります。
- ごはんに乗せる梅干しが苦手でも、煮切梅なら食べやすくなります。煮切梅でも、梅干しの効果や栄養は残りますので、夏の時期はこれで乗り切ってください!
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煮切梅の食べ方・使い方
- おつまみにちびちびつまんだり、ごはんのお友に使えます。
- 梅和え等の料理や、梅シロップ系のお菓子に混ぜたりもできます。
- きのこや乾きものと一緒に網焼きにしながら日本酒をすするのも楽しいかもしれません^-^
- ▼梅味のあべかわ餅にするために使った画像です▼
- みりんで甘くなっているので、砂糖醤油でも大丈夫です。
- 煮切梅をペースト状になるまでたたいた後、あべかわ餅に軽く塗って作りました。
- その他、包丁でたたいて料理やカナッペのトッピング等、色々使えます。普通の梅と同じような使い方もできますが、基本、別のトッピング食材と同じ扱いの方がおいしいです。後塗り、後乗せ等。
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■関連ページ
- その他常備菜のレシピはこちらです。
- みりんについてもご参照ください。
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■材料
※やや大きめの中サイズ12個ぐらい(200g)分
※みりんの量や梅干しの量はおおよその目安です。実際にはレシピ内容を参考にしてください。計量しなくても作れますので…。
- 梅干し(中~)…約200g
- みりん…80ml~120ml
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■作り方
- 梅干しがちょうど重ならずに入るぐらいの小鍋を準備し(フライパンでも可)、梅を入れます。
- みりんを注ぎ入れます。だいたい、梅干しの半分より下、1/3より上ぐらいの量がベストです。
細かく軽量しなくてもちょうどいい大きさの鍋があれば目分量で大丈夫です。 - 鍋を火にかけ、みりんが煮立つまで、なべ底に炎の先がつかない程度の強火にかけます。
- みりんが煮立ったら弱火にし、時々返しながら汁気が無くなるまで煮切ます。
- ▼梅を動かしても汁気がほとんど無いぐらいまでゆっくり煮る。
- 煮切ったら冷まして、清潔な保存便に入れて保存します。