【良薬口に苦し?!】めざしの香草のっけの作り方
めざしがねぇ…子供の頃から苦手なのです。だって苦いでしょ?(笑)
頭から食べるのも、サイズ的に抵抗があってねぇ(泣)
大人になってまで「苦いから食べれない」と言ってもいられないので、逆に苦い物と合わせて覚悟を決めて食べよう!と考えたレシピです。
目次
■めざしアレンジ
- めざしアレンジに挑戦したわけ。
- 材料の選択
めざしは干す事で、通常のイワシよりも栄養価が上がっています。貧血に悩む方にもおすすめの食材です。
冒頭にも書きましたが、あのワタの苦さがとにかく苦手。次いで見た目の貧乏くさい感じ?もプラスしてなかなか手が出せないで生きてきたのです。
同じ苦いものでも、パセリは大丈夫なんですよ。そこで、ピーマン類やパセリ、苦いけど栄養のあるレモンの皮。こういう物と合わせる事で、苦いから食べると気持ちを転換する事にしました。
パセリが大好きな私は、パセリを多く食べられる事を基軸に彩りで選びました。細かく切らない香草類は、火を通すと食べにくい食材でもありますから、めざしと別々に味付けをする事にしましたよ。これでかなり食べやすくなるはず。そんな感じで生まれためざしアレンジのレシピです。
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レモンは皮ごと食え!
- 皮は身の10倍の栄養素?
レモンの皮が黄色いのは、もちろんβカロテンです。これは身にはあまり含まれていません。
他に、レモンといえばビタミンCですが、ビタミンCの多くも皮に含まれています。
今回の料理は、レモンを皮ごと食べるとちょっと苦いよねって理由で選びましたから、当然皮ごと使います。もちろん果汁や果肉も使いますが、レモンを皮ごとパクパク食べませぅ。
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■関連ページ
- その他レモンを使ったレシピはこちらです。
- パセリの栄養と期待される効果
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■材料
※レモン1個を、タレ用と具用の2つに分けて使います。
※めざし1組=串1本に刺さっているめざしの量を4~5尾と考えて二人分とします。
■めざしの漬け込み材料
- めざし…1セット
- にんにく…2粒
- ローレル(乾燥)…2枚
- オリーブオイル…大さじ1~2
- パセリの茎(香草利用で余った物)…あるだけ
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■香草用タレの材料
- オリーブオイル…大さじ2
バージンが苦手でなければバージンを使います。苦手ならピュアを使ってください。 - レモン汁…具材の残り1/2個分から好み量
- はちみつ…大さじ1
なければ砂糖で代用できます。量を半分に減らして、味見をしながら増やしてください。 - 塩…少々
- コショー…少々
※パセリは少量でも高い栄養ですが、慣れないと食べにくいです。味見をしながら食べやすいように調整してくださいね。はちみつや塩を調整して、レモン汁を最後に加えます。
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■その他の材料
- 赤パプリカ…1/4~1/2個を好みで増減
- 好みでバター…適量
- レモン…1/2個分
- パセリの葉…2茎分
- クレソン…好み量
他に、三葉、香菜、大葉等好みの香草で代用可能です。 - (めざしや香草が苦手な方・慣れていない方用)バター…必要量
- しょうゆ…適量
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■作り方
■めざしの漬け込み
- めざしを串から外しばらします。香りが入りやすいように、皮目にななめに1~2本包丁で切り込みをいれます。入れ方はどうでも良いです。皮をやぶって身に香りが入れば良いので。
- ビニール袋にめざしを入れます。
- にんにくは皮を剥いてスライスし、ローレルは手で適当な大きさにちぎり、どちらも2の袋に入れます。
- パセリの葉を茎から切り離し、葉は具として取り分け、残った茎をざく切りにして2の袋へ入れます。
- 最後に袋にオリーブオイルを入れます。
- 袋の上から中身を少し揉んで味を馴染ませ、冷蔵庫で半日~1日置きます。
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■のっけ香草
- レモンを縦半分に切り分けます。
- レモン半分はそのまま半月切のスライスに、残りはタレを作るときに絞るので置いておきます。
- クレソン等の用意した香草を、食べやすいように切り分けます。
- ボウルにタレの材料を混ぜ合わせますが、レモン汁は最後に絞り、好みの濃度にします。
- めざしが焼きあがり、その上に乗せる時にタレの中に香草の具材を入れてかき混ぜてめざしの上に盛り付けます。
※この作業はめざしを焼いている間にやります。
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■めざしののっけ香草
- パプリカを洗って、適当に切ります。種は食べられるので捨てても捨てなくてもOKですが、茎の部分は固いので捨ててください。
- フライパンを用意し、漬け込んだめざしを並べます。袋に残ったオイルも入れます。パセリの茎とローレルは食べにくいのでどかします。にんにくのスライスはめざしの上に乗せます。
目指しや香草の苦手が苦手な方はオリーブオイルを入れずにバターを入れます。 - フライパンの空きスペースに1のパプリカを置きます。まとめて置かなくても良いです。きちんと焼けるように、めざしの無い場所に置いてください。
- フライパンにふたをして中火で6~7分焼きます。めざしの大きさやフライパンの種類にもよりますので、焦げそうなら早めに次に進んでください。
※ここでのっけ香草の作り方の内容を片づけてしまいます。 - ふたを開けたら、めざしとパプリカをひっくり返して火を弱火にし、2~3分焼きます。この時めざしに乗せていたにんにくスライスをめざしからフライパンに落として焼き色をつけます。
- めざしが焼きあがったら、さっさっとしょうゆをかけて火を止めます。めざしはけっこう塩分があるので、あまり多くかけません。風味づけぐらいの感じで使います。
- めざしを皿に取りパプリカを乗せます。
- のっけ香草で用意した香草とレモンをめざしに乗せるようにして盛り付けます。
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■ポイントやコツ等
- 具にレモンがあって、タレにもレモン汁が入るので、レモンの酸っぱさになれていない方は酸っぱいかもしれません。また、パセリの味に慣れていない方もちょっと辛いかもです。前日めざしを漬け込むとき、レモンもはちみつ漬けか砂糖漬けにしてしまうのが良いです。スライスしたレモンにレモンが見えなくなるまで砂糖をかけるか、レモンが完全にひたるまではちみつをかけて保存しておきます。
- バージンオリーブオイルを使う場合は、のっけ香草にオリーブのスライスを入れると栄養も風味も上がりますよ。
- 香菜を使う場合は、タレにナンプラーを使うとエスニック感が出ます。